昨年に引き続き、平成22年3月7日(日曜日)に選挙啓発シンポジウム「そうだ!選挙に行こう!」を開催しました。
今回のシンポジウムのテーマ
第1部基調講演
今回のシンポジウムは、インターネット時代における選挙を取り巻く状況の変化について考える内容としました。
選挙に関するインターネットの利用が注目されてきており、昨年3月に開催したシンポジウムにおいても、「パソコンや携帯電話で投票できるようになればいい」という若者の意見もありました。
こうしたことから、選挙とインターネットの関係について、皆様と一緒に考えてみようと思い、「インターネット時代の選挙と選挙運動」というテーマを設定しました。
第2部研究発表・パネルディスカッション
第2部では、第1部で設定した「インターネット時代の選挙と選挙運動」を若者である大学生はどのように考えているのかを研究発表してもらい、さらにその発表を受け、他世代の方々はどのように考えるのかを発言していただきました。
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シンポジウム内容
第1部 基調講演
「インターネット時代の選挙と選挙運動」
講師:関西大学政策創造学部教授 岡本 哲和氏
講演内容概要
形だけの投票率の向上は投票の義務化などでも可能であるが、真の投票率の向上のためには、インターネットを選挙運動に利用することにより、有権者の候補者についての情報収集や、投票についての意思決定に役立つのではないかということを、各種データを用いながら説明していただきました。
第2部研究発表・パネルディスカッション
(1)研究発表
「若者の投票率向上のためにmixiを使った選挙啓発活動」
発表者:関西大学政策創造学部3回生安慶名 寿弥氏 櫻井 豊氏
関西大学政策創造学部3回生の安慶名氏と櫻井氏に若者の視点から選挙啓発活動について研究発表をしていただきました。
状態は、フロリダ州の境界線を何
研究発表概要
お二人は、従来の選挙啓発の効果について問題点を指摘した後、
若者の7割は選挙に関心を持っているというデータを紹介し、
選挙への関心を投票行動に結び付けるためには、
インターネット上で利用できるコミュニティー型の会員サービス「mixi」を選挙運動に利用できるようにすべきであると発表されました。
(2)パネルディスカッション
「これからの選挙運動について~幅広い世代の視点から~」
パネリスト
安慶名 寿弥 氏(関西大学政策創造学部3回生)
櫻井 豊 氏 (関西大学政策創造学部3回生)
杉本 真一 氏 (わくわく探検隊・NPO法人アダージョ理事長)
高尾 明美 氏 (高槻市明るい選挙推進協議会副会長)
コーディネーター
岡本 哲和 氏 (関西大学政策創造学部教授)
研究発表「若者の投票率向上のために ~mixiを使った選挙啓発活動~ 」をもとに、
各世代を代表するパネリストの間で意見交換がなされました。
パネルディスカッション
各世代の代表によるパネルディスカッション
ティントンフォールズ、ニュージャージー州への自由な方向
安慶名氏
今の子どもたちは選挙に接する機会が少ないし、選挙に関する知識もあまり持っていない。選挙の重要性を若者に伝えていくことが大切だと思う。
櫻井氏
若者の約70パーセントが政治に興味を持っている。mixiを利用し、インターネットでの選挙運動を解禁すれば若者の投票率向上につながるのではないか。
高尾副会長
選挙運動にインターネットを利用するのは賛成だが、高齢者の多くはインターネットの利用が困難。私たちは紙ベースの資料を読むことにより情報を得てきた世代。もっといろんな場所でマニフェストを入手できる等、高齢者のことも考慮しながらインターネット利用を進めてほしい。
杉本氏
インターネットで選挙運動を行うには危険性も伴ってくる。ハッカー対策等、セキュリティの問題もクリアする必要がある。
等の意見がありました。
岡本教授
セキュリティの問題で、インターネット利用になかなか踏みこめないのが現状。それが今後の課題ではないか。
等の意見がありました。
アンケート
御来場いただいた方にアンケートを行いました。
下記に一部を掲載いたします。
御協力いただいた方々、本当にありがとうございました。
注釈:項目により、複数解答、無解答有。
今後について
高槻市選挙管理委員会ではこれからも選挙啓発活動を行っていく予定ですので、ぜひ御参加ください。
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